スパイスに欠かせない4人の歴史上人物、即答できますか?

in #steempress5 years ago (edited)

スパイスに欠かせない4人の歴史上人物

ヒポクラテス


スパイスの歴史

ギリシャの医学の祖と呼ばれる人物。
紀元前400年頃にはすでに400種類のハーブを処方。その中でもハーブの香りによる効能にビビっときたヒポクラテスは、呪術的な手法ではなく、科学的な観点で病気をとらえ、現代にも通じる医学の基礎を築きました。
西洋医学、東洋医学関係なく、この人あっての医学と言っても過言ではありませんね。

ディオスコリデス


スパイスの歴史

ローマ時代の医師として活躍した人物。
紀元50~70年頃、植物、動物、鉱物などのあらゆるものを利用し、鎮痛、消炎、利尿、下剤などの薬理機能上から分類した「マテリア・メディカ」を著した。ここに掲載されている植物は600種類にもおよび、これを元に、スパイスやハーブが体系化され、医学や薬学、植物学が誕生した。インドのアーユルベーダ、中国の漢方の原点と言えます。
※「マテリア・メディカ」
現物を見てみたい、中身を知りたくなってきました(笑)
スパイスの歴史

マルコ・ポーロ


スパイスの歴史

ヴェネツィア共和国の商人。
有名な著書「東方見聞」には、東洋を旅した時に出会った、絹織物、中国やモルッカ諸島のスパイス、日本の黄金の宮殿などの内容が書かれています。今で言うところの旅日記。これを機に多くの人が東洋への好奇心を抱き、その後300年にわたる冒険家たちの大航海時代となるわけですが、東方見聞録には、東洋は、クローブ、ナツメッグ、シナモンの原産地で豊富なことが記されており、ヨーロッパの人々にとっては、東洋が宝島のように思われ強い憧れの地とされていたようです。

バスコダガマ


スパイスの歴史

ポルトガルの航海者、探検家。
1498年インド西海岸のカリカット(現在のコーチン)までの航海に成功。コショウやシナモンを安価で手に入れる道を開きます。当時、ヨーロッパでは、スパイスは貴重品で、金銀に匹敵する高値として重宝されていましたが、海路への道が開けたことで、スパイスがたやすく手に入るようになり、ヨーロッパでは薬用や肉の貯蔵用としても一般に利用が広まりました。
が・・しかし、、ヒトの欲望というものは恐ろしいもので、この後、悲しくも戦争に勃発します。

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今日はベトナムのフォーを作るべくきれていたスパイスを大人買いしてSpicyさんのこと思い出していました。偉大な先人たちのおかげでスパイスにめぐまれた時代、満喫したいものです。あと、おばあちゃんになるまでに使いこなせるようになって魔女のようになりたいです :D

魔女いいですね~。
スパイスまぜませ、私も目指そう、笑