「差別化」は作り手の論理

in #article7 years ago

サマリー:
消費者が欲しいものを作ろう!
「差別化」と称して、作り手側が勝手に消費者ニーズを妄想してもしょうがない!

引用:
例えば、これから新しいシャツをつくるとする。あなたは「白くてシンプルでカッコいいシャツをつくりたい」という企画書を会議に提出する。しかし会議ではこんなことを言われる。
おじさん「んー、それ差別化できてるのかねえ?」
おじさん「同じようなものたくさんあるでしょ。差別化しないと、差別化」
 そこであなたは仕方なく「こういう柄にしてはどうか?」「こういう装飾をつけてはどうか?」「めちゃくちゃ安くできないか?」「逆に値段をぐんと上げてはどうか?」と「差別化」するために考え始める。
 その結果、どうなるか。誰も欲しがらない(つくり手すら買わない!)ようなものができあがるのである。
 消費者が欲しいのは「手頃な値段で、肌触りが良くて、丈夫で、洗濯がしやすくて、カッコいい、シンプルな白いシャツ」なのだ。別に変な装飾を求めているわけではない。奇抜な柄のシャツが欲しかったわけではない。

https://note.mu/take/n/n40206ea25ff5

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至言をありがとうございます!
まさに、差別化というキーワードで迷っている最中だったので、目が醒めるような思いです。

本当に欲しい「ど真ん中」を目指していきたいと思います。
ありがとうございました!

コメントありがとうございます。
「ど真ん中」目指していきたいですよね!
差別化は目的ではなく、あくまで手段ですよね。
自戒を込めて。