そしてGenesis Visionその③!
この第3ラウンドでは以下の5点についてみてゆきます
1.Genesis Vision のプラットフォームにおける投資家やブローカー、マネージャーとしてのベネフィット
2.Genesis VisionのICO概要
3.プロジェクトの歴史
4.ジェネシス・ヴィジョンのチーム
5.総評
ポイント①:ベネフィットについて
Genesis Visionの3つキーポイントとなるアイデンティティ
このような問題への取り組みに対して提供されるGenesis Visionのプラットフォームですが、対策に応じてマネージャー、投資家、そしてブローカーの3つのキーポイントとなるアイデンティティにより成り立ちます。
Managers マネージャー
投資運営者またはトレーダー(下記、マネージャー及びトレーダーと呼ぶ)は長きにわたり投資実績がある企業や個人のことを指します。彼らは投資家から資金を受け取り、その資金を管理・運営します。投資家の資金を運営することにより発生した利益は、マネージャーと投資家の間で分配されます。マネージャーは資金を運営することによりその手数料としてのコミッションと発生した利益からの報酬を受け取ります。
マネージャー/ファンドのメリット
- 同じブローカーのクライアントであるかどうかに関わらず、国境に関係なく、様々な国から投資家を引き付ける機会が飛躍的に増加します。
- 作成される透明性と公平性あるレポート/報告書はすべてのマネージャー同士での公平的な競争を保証します。
- 数多くの投資家を引き付けるため、マネージャーには自身の取引戦略を促進するための機会が提供されます。
- 保証される透明性のおかげで、投資家の市場に対する信頼性が上がり、平均的な投資家の投資額の増加にもつながります。
- マネージャーは、投資家が自由に取引することができる独自のブランド化された仮想通貨 を発行することができます。
Investors 投資家
投資家は、直接市場での取引を行うことはありません。その代わり、豊富な経験を持ったトレーダーに投資資金およびファンドを送金します。経験あるトレーダーが投資ファンドを管理し、トレーダーが得た利益のシェアを投資家が受け取ります。
投資家としてのメリット:
- 投資家は世界中のマネージャーの情報にアクセスすることができます。一カ所からマネージャーについての取引経歴や統計的な利益などの情報を入手することができます。
- 金融商品により、選べるマネージャーが限られることはありません。
- 投資家は仮想通貨と貨幣通貨のどちらかお好みの通貨で投資することができます。
- 利益配分は完全にオープンで透明性があるものです。
- 様々な投資ポルトフォリオの可用性があります(ハイ・リスク、ローリスクなど)。
- すべてのマネージャーは偽装できない実績ある資産の運営履歴があるため、投資家は守られます。
- ジェネシス・ヴィジョンが提供する仮想通貨を購入することで、投資をすることができます。購入した通貨は仮想通貨として流動性が高い資産であり、いつでも売ることができます。
Brokers ブローカー
ブローカーとは正当なライセンスを取得しブロカーレッジ活動と呼ばれる委託売買または仲介業務を行い、資産を運営している企業のことを指します。トレーダーはブローカーを通して、取引所や店頭市場で取り扱われている金融商品にアクセスすることができます。
ブローカーのメリット
- 一元的な企業は存在しません。非中央権型の市場であり、すべてのネットワークのメンバーによって代表されます。
- ブローカーは、世界中からの投資家を引き付ける機会が与えられます。
- ネットワークへ参加するすべての者に同じ規約適用され、無料で参加することができます。
- すべての必要なソフトウェアは、オープンで無料です。必要であればブローカーのニーズに応えるため調整することもできます。
- オープンなジェネシス・ヴィジョンのソフトウェアにより、ブローカーのデータが侵害されることや開示されることに対して心配する必要はありません。
- ブローカーは、どれでもお好きなマーケティングを行うこと、マネージャーを集めるためにいかなる戦略的方法を使用すること、マネージャーとの取引を確立するための条件を設ける権利を有します。
- システムは、ブローカーの顧客についての情報は一切必要ありません。必要な情報は、ブロックチェーン内に配置されるマネージャーの取引履歴とジェネシス・ヴィジョンのシステムを介してもたらされる投資家の間で分配されるマネージャーの利益のみです。
この3つのアイデンティティ-からマーケット・オペレーションの仕組みが成り立ちます。
その仕組みも非常にシンプルなものであり以下の図の通りに表されます。
開放的なまた透明性があるこの仕組みにより、トークン所有者は安全に投資できるようになるということです。
ポイント⓶:ICO概要
ジェネシス・ヴィジョントークン
信託プラットフォームで取引されるデジタル通貨についてみてみましょう。
Genesis VisionではGVTと呼ばれる独自のトークンを発行します。GVTはERC20イーサリアムトークンを基準としています。
GVTはすべての投資事業オペレーション、利益配分、そしてプラットフォーム内でマネージャーのトークン交換などに使われます。
すべてのトークンはICO期間中に発行されます。トークンの数には制限があり、今後発行されることもありません。売れ切れなかったトークンは燃焼処分されます。
GVTはイーサリアムのブロックチェーンをベースにしています。
トークン所持者は簡単にイーサリアムウォレットを通してトークンを保存、運営することができます。
トークンの数はあらかじめ決まっており、また追加発行されることもないため、GVTの価格は需要により決まります。GVTの需要は以下述べる要素により変動します。
すべての投資事業に関連するオペレーションはGVTを用いて決行されます。すなわち、Genesis Visionネットワークにおいてメンバーが増えれば増えるほど取引されるそのボリュームが増え、トークンの需要は上がります。
またICO販売時におけるGVTをサポートする可能性があるマーケットのボリュームはトークンのマーケットキャピタルを超えているとのこと。つまり、言い換えればもとから需要が高いコインであるということです。
また当記事に載せていないですが、流動性が高く、投資家を守る取引システム(出資の代わりに提供したコインを売買することでリスク還元などゲーミング要素みたいなもの)があるので、従来の委託投資とは異なるような要素があるのが注目すべき点だと思っています。
ICO概要
イーサリアム、ビットコイン、アルトコインで出資可能
ICO参加のための必要最低限額:20USD
ポイント③:プロジェクトの歴史
プロジェクト歴史
Genesis Visionのパートナー企業は主に外国為替市場の金融機関や証券取引会社の技術的メンテナンスとソフトウェア開発に取り組む企業がほとんどです。そのノウハウを活用し、ブローカーとして不要なコストを発生せずに、また計画を遅延させることもなく、市場に必要なソフトウェアをインテグレーションすることができると公表しています。例として、Tools for Broker Incは30カ国の250社以上の企業にサービスを提供しているとのこと。(35%ヨーロッパ、35%アジア、25%中東、5%その他)
現時点、彼らが関わりをもつ関連企業は当プロジェクトのプラットフォーム内で有望なブローカーになるポテンシャル高い企業であるとGenesis Visionは公表しております。
ジェネシス・ヴィジョンのCEO カメンスキー・ルスランは7年以上の金融ソフトウェアの開発者としての経験を持っています。彼は取引所“Saint Petersburg”での取引システムを開発し、金融ブローカー企業のソフトウェア部門での部局長、そしてヘッジファンドのためのHFT戦略を導入したことがある経歴の持ち主です。
ジェネシス・ヴィジョンの共同創設者、ナザロヴ・ドミトリーは熟練したソフトウェア開発者であり、6年以上様々な国際的な金融組織と関わり豊富な経験を持っています。その関連企業には、ブローカー企業、証券取引所とUK拠点の大手外資系企業も含まれます。ドミトリーは最近までは International Atomic Energy Agencyのソフトウェア開発のためのコンサルタントをしていました。
当プロジェクトはカメンスキー・ルスラン氏とナザロヴ・ドミトリー氏が2016年度11月20日に、ジェネシス・ヴィジョンのプロジェクトでall-Russian hackathonのファイナンスとブロックチェーン部門のノミネートに受賞しHackRussia(http://hackrussia.ru) に優勝したことから始まります。
ポイント④:チームについて
2017年度の初めに、 Tools For Brokers (http://t4b.com)のCEOであるクッツェンコ・アレクセイがチームに加わりました。彼のFinetch企業は8年以上もマーケットでオペレートされており300人以上のブローカーをお客様として支持されています。アレクセイはジェネシス・ヴィジョンの詳細的な信託マネージメントのみならず、マーケットへの進出にもたずさわっております。
ロスコヴ・ヴラドは我々のソリューションのセキュリティの責任者です。ヴラドは競争心旺盛なハッカーであり、ロシアのトップCTFチームであるLC BCとともにプレイしています。2012年度、CTF TIMEにより世界一のグローバルスポーツーハッキングチーム・オブ・ザ・イヤーと称されたMore Smoked Leet Chickenのチームリーダーを担当していました。現在彼はKespersky LabのFinancial Incidents Investigationにて勤務しています。
コンパオーレ・カシミルは10年以上開発に経験を持つ(特にデータサイエンス)シニアソフトウェアエンジニアです。彼はジェネシス・ヴィジョンチームの技術リーダです。カシミルは以前、African Union Commissionで情報技術担当官として務めておりました。彼はASP.NET、Agile/Lean開発に関する深い知識と幅広い経験を持ち、マイクロソフト認定プロフェッショナル開発者でもあります。
ザックヘジン・サムはエンドツーエンド・プロダクト開発者であり、フル・スタックプラットフォーム(バックエンドサービスからフル・スタックエンジニアリング、開発者のガイドとメンタリング)の重要責任者です。2007年からサムはいくつかのスタートアップ企業やエンタープライズプロジェクトにソフトウェア開発者としてと活躍しています。サムは大半、ウェブベースの情報システムと働いていました。その業績として様々なオンライントラベル予約システム、外部GDSインテグレーションされたイン・ハウス・フルサイクルホテル予約システム、航空予約システム TravelPort(UAPI)、米国拠点の企業のためのエンタープライズレベルシステム (e-commerce, warehouse, ERP)と関連サービス及び支払いプロセスシステムの開発などが含まれます。
ジェネシス・ヴィジョンのモバイルリーダはヴァシイェヴ・アルセニィです。彼はアンドロイドとJavaScriptでの開発者です。7年以上開発面での業績をこなしおり、過去5年、彼は”Fora Soft"マルチメディアの開発者として努めてまいりました。そして独自に2つの大きなプロジェクト開発を立ち上げた人物でもあります。一つ目のプロジェクトは、300,000インストールもあったVKソーシャルネットワークのための“Schoolboy”です。そしてもう一つのプロジェクトは町の中で最高のケバブレストランを検索できるモバイルアプリケーションです。このアプリは2016年度2gis Hackatonで優勝し、そして2017年度7月25日時点で120,000回もインストールされています。
アドバイザーも多く、中にはJAXX開発に携わったチャリーシュレムにChangellyのCEOのコンスタンティーン グラディッチがいるというのも非常に面白く注目すべき点でもあります。
ポイント⑤:総評と筆者の意見
ジェネシス・ヴィジョン総評
需要高いプロジェクトであり、強いチームにより構成されているため、投資ICOとして非常に面白いプラットフォームが完成すると思います。また、彼らのブログなどの活動をフォローしてみても、そのネットワークの力はキーポイントといえるでしょう。
ハッカートンでの優勝履歴もあり、ロードマップも表示しているのは強い計画の証だと思っています。
また将来(一年以内に起きる可能性がある)考えられる問題とその対抗策などもホワイトペーパーに出しているのも、しっかりと今後リスクを考慮できる人材がいるとみています。
エスクロ―サービスを利用するということもあり、またDDOSやハッカー保護もあるという良点も含め、今後資産を分散化し、長期的にTrust Management という分野で投資にご興味があれば、ジェネシス・ヴィジョンをぜひご検討ください。
筆者はFinancial AdviserではありませんのでICOへのご参加は自己責任でご判断しますようお願いします。
Genesis Visionのホームページはこちらまで。
ICO参加はこちらまで
その他関連サイト
公式サイト:https://genesis.vision/
ホワイトペーパー:https://genesis.vision/white-paper-eng.pdf (日本語版あり)
Twitter:https://twitter.com/genesis_vision
Facebook:https://fb.me/GenesisVisionProject
Reddit:https://www.reddit.com/r/genesisvision/
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