ネット上の有名人を中心にSNSで影響力のある人の「時間を買う」サービスがリリースされました。
その名もタイムバンク
https://timebank.jp/
(スマホアプリ限定のサービスなのでPCからじゃ利用できない)
まぁこれ完全にVALUのパクリですね。
ぼくがVALUを知ったのは7月とかだったと思います。
正直そのコンセプトを見て、好奇心よりもむしろ危機感や焦燥感に襲われました。
「これは世界を変えるぞ」って。
というかなにより人間の価値が数値化されて、最終的にはランキングでも発表されんじゃないのかってシステムがちょっと怖かったですね。
将来的にすべての個人が上場するのが当たり前になり、今から影響力増やしとかないと、すげぇみじめな思いするんじゃないかとか、お金とかよりもツイッターのフォロワー数のが大事になる岡田斗司夫さんの言う「評価経済」が実現しつつあるのかとかね。
ただまぁそれから二か月ほど経ちましたがあんまり世界が変わるような兆候はまだ見えませんね。
いやむしろなんか優待のショボさなんかから個人の限界なんかが見えてきたというか...
あ、ヒカル氏のVALU騒動なんかもあったなそういえば。
あれも良い宣伝になるかと思ったけど市場には大した変化はありませんでした。
ほんでこのタイムバンクはVALUを受けて若干システムを変えた上でのパクリサービスと言ってもよいですね。
たぶんVALUのコンセプトを知ったときみんな衝撃を受けたでしょうから、開発力のある人たちはいろいろパクったり、関連サービスを作ったり海外で同じようなのをリリースされたりするんだろうなぁと漠然と思っていたので、まぁこういうサービスが出るのは案の定、って感じです。
ただ個人的に注目なのはTIMEBANKの本気度です。
資本金もめっちゃあるし、上場済み!?
VALUですらまだ上場してないぞ!?!!??!
と、思ったら既に上場してる会社がリリースしただけですね。
メタップスって知らなかったのですが、先進的な会社ですね。
http://metaps.com/ja/business/
ここが事業内容
ビッグデータとか、人工知能とかとりあえず今流行りのワードをふんだんに取り込んでますね。
まぁ、これらをどこまで本当に事業としてやっているのかは不明ですが、行動力のある会社であることは間違いなさそう。
Thank you for your posting
今現在だと、抽象的であんまり意味のない優待しか並んでいないVALUよりも、具体的で今日からでも使えるタイムバンクのほうが現実的ですね。
そもそも、配当がでないという時点で個人で無理に意味もなく株式市場を再現する必要はなかったと思います。
タイムバンクが個人の価値切り売り市場を席巻して、それをプラットフォームにイベントの開催とかサインの販売とかも行えるようになったら面白いですね。