「神楽」は素晴らしい日本の民俗芸能です。
古代から、日本人の先祖たちは、世界で起こったことはすべて神様によることだと信じていました。
古の時代、先祖は願い事がある度に神様を「神座(かむくら)」に迎え、
太鼓や笛の音と共に、「舞」を奉納して神様に祈っていました。
やがて、それは 「神楽」と呼ばれるようになりました。
やがて時が経ち江戸時代になると、
神社が日本中に建設され、神楽も広がっていきました。
現在はエンターテイメントの要素が大きくなった神楽ですが、
神に感謝して舞を奉納するという本質の意味は変わっていません。
秋になるとそれぞれが住む地域の氏神社で神楽が奉納されています。
そのようにして広島では現代も神楽が継承されています。