実際にトレードをしている3人から今日聞いた話です。テーマは、「どんなタイミングで持ち株を売るのか?」です。分かるような、分からないような話ですが、なんとなく納得できるような話でもあります。
トレーダーA さんの話:
独立記念日を祝って、知人宅でパーティーが開かれた。当たり前のことだが、パーティーが永遠に続くことはない。終わりが必ずやって来る。たったの30分いただけで直ぐに帰ってしまうのは感心できない。もちろん、皆が帰ってしまったのに、一人だけ長居するのも失礼だ。一人、二人と帰り始め、パーティー出席者の半数がいなくなったら、あなたも帰途につくべきだ。
トレーダーBさんの話:
野球の試合には9回ある。3対2という1点差のゲームなら最後まで観戦することになるだろう。しかし、5回を終わって、あなたのチームが10対0で負けている場合ならどうだろうか?奇跡の逆転を信じて最後まで応援する、という考え方もあるが、私ならサッサと帰る。ほぼ間違いなく負けると分かっているゲームに最後まで付き合うことはない。
トレーダーCさんの話:
A選手の打順は4番、打率は3割8分6厘の高打率だ。言うまでもなく、このような高打率をシーズンを通して続けることは難しい。さて、4週間の時間が経過し、A選手の打率が3割4分8厘に下がった。もし、あなたが監督なら、A選手の打順を4番から7番に下げるだろうか?もちろん、そんなことはしない。なぜなら、打率が下がったとは言え、3割4分8厘は高打率であることに変わりはない。
意味不明な話にお付き合いいただき有難うございます。