強い株式市場が続いています。下は、1987年以来、個人投資家たちのセンチメントを毎週調査しているAAIIから発表された今週の結果です。
強気:39.8%(前回:35.6%、歴史的平均値:38.5%)
中立:33.3%(前回:31.6%、歴史的平均値:31.01%)
弱気:26.9%(前回:32.8%、歴史的平均値:30.5%)
好調なマーケットを反映して、強気回答が歴史的平均値である38.5%を上回りました。しかし、AAIIのチャールズ・ロットブラット氏によると、こんな事が起きるのは今年に入ってからたったの6回目です。中立回答は今回も歴史的平均値を上回り、これで24週連続になります。弱気回答が歴史的平均値を下回るのは、これで過去5回中4度目になります。
ロットブラット氏はこう述べています。
投資家たちは、税制改革の行方、株のバリュエーション、それに経済成長を気にしている。先ず税制改革についてだが、多くの投資家は、大統領の望み通りの形で議会を通過するのは無理だと見ている。株のバリュエーションについては割高という見方が一般的であり、一部の投資家は大きな下げを心配している。経済成長については、順調に成長しているという楽観論も聞かれる。
「米株は割高であり、そろそろ大きな下げが起きてもおかしくない」ということがよく言われています。下のチャートを見てください。
2009年から現在までの強気回答の推移です。(上昇している赤い線はS&P500指数)今回の結果39.8%は、決して高いレベルではありません。見ての通り、50%を超えることは度々ありますから、マーケットがこんなに調子が良い今日、数値がたったの39.8%しかないのが不思議です。こんな冷めた状態で、マーケットは天井となるでしょうか?この数値を見る限り、皆が興奮し熱狂的なマーケットが訪れるのはこれからのような気がします。
私がちょびっと保有しているマイクロソフト株があがることを祈っています。。
マイクロソフトは上場来高値更新、好調ですね!
Bespoke tweeted @ 12 Oct 2017 - 13:30 UTC
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