https://www.facebook.com/remotestock/posts/1574834709259752
で実況中継投稿したSpacee Coffeeなのですが、上記記事で書けなかった事を中心にまとめようかと。
「2週間無料体験実施中」の意味
↑これはどういう事なのかというと、月額プランが無料という意味です。
つまりここの事を言っています
※月額プランはスペースの利用時間によって課金されますが、最初の2週間はどれだけ利用してもカウントされませんよ、という事です。2週間で退会すれば全く課金されませんので、完全無料でSpacee Coffeeを無制限に使えてしまうという事を意味しますw
これに関しても分かりづらいところ
↑1時間あたり50円とは何を意味するのかというと、月額プランを時間で割れば50円ですよ、という事を意味しています。ですが、これは不正確です。200円プランや500円プランは確かにそうだと思いますが、1,980円プランや3,980円プラン(無制限プラン)はその法則が崩れますからね。この様に表現が不正確な表現な上、コーヒー1杯50円の件と混同しがちです。初見の人にこの両者をはっきり区別して認識しろというのはかなりハードル高いと思います。なぜならば、それを理解するには、その前に会員種別の事を知らないといけないからです。
会員種別
まずSpacee Coffeeの仕組みを理解するための前提知識として、会員種別を把握しておいたほうが良いと思います。3種類あります。
会員種別 | 利用料金 | 利用手順 | 支払方法 |
---|---|---|---|
会員(普通会員) ※Spaceeのアカウントを持っている人 | コーヒー1杯50円 | Spacee Cofeeアプリを使って、店頭のタブレットで自動受付 | クレジットカード払い |
会員(月額会員) ※Spaceeのアカウント持っており、かつSpacee Coffeeの月額会員になっている人 | コーヒーは無料。利用時間に従って課金される。 | ↑ | ↑ |
非会員 ※Spaceeのアカウントを持っていない人 | コーヒー1杯100円 | アナログ受付 | 現金払い |
こういうことになっています。
…で実際、どういう風に受付するのかというと、こういう風になります
なぜこんなに安いのか?
現場に常駐しているスタッフさん(Spaceeの社員さん)に訊いてみたのですが、今のところ採算度外視みたいです。飽くまで先行投資のフェーズだとのこと。ぶっちゃけ、Spaceeというレンタル会議室サービス(本業)の方の宣伝広告費的側面もあるのではないかと。だからコーヒーで儲けようとしているわけではない。これをきっかけに、Spaceeという会社やサービスの名前を知ってもらえれば良いと。それゆえ、とにかくインパクト重視。
コーヒーが100円では、既にコンビニのイートインがありますからね。じゃあ、50円にしちゃお~というノリでそうなったようですw
もちろん、今後利用状況を見て料金ややり方もどんどん変わるようですけどね。
利用時間は短いので注意(夜間の利用は不可)
基本、昼間に遊んでいる飲食店を利用しているだけなので、使えるのは朝~夕方までです(お店によって多少時間が違います)。マクドナルドやデニーズは24時間のお店もありますし、イートインも24時間Openしているところがザラにありますからね。
常駐している人はSpaceeの人です
自分はてっきり、飲食店のオーナーがいるのかと思っていたのですが、Spaceeが飲食店のその時間を借り上げて使っており、常駐している方はSpaceeの社員さんですw
Wi-Fiや電源の設備は夜もある?
基本、ないと思ったほうが良いですね。昼間、Spacee Coffeeとして稼働している時の電源やWi-Fiは飽くまでSpaceeがその度に設置している模様。なぜならば、電源コードが床にのたくっていましたから、夜こんな状態だったら、お客さんが転んで大変ですよw。また、Wi-FiはSSIDにSpaceeの名前が入っていましたから、Spacee側が独自に用意したものですね。
拠点が少ないのはなぜか
現状、7拠点のみ
まあ、いろいろ理由はあると思うのですが、何よりも人材が足りないそうですw
その拠点にSpaceeの社員を常駐させなければいけないわけで。ちなみに、Spaceeの正社員さんは9人(少な!)とのこと。アルバイト含めればもっとたくさんいるらしいので、アルバイトを使うなり、もともとのお店のオーナーに頼むとか方法を考えない限り、現実にはなかなか増えないのではないかと思われます。
一応、こう書いてありますけどねw
渋谷に集中しているのはなぜか?
現在、稼働している7拠点のうち、5拠点が渋谷に集中しているわけですが、なぜ渋谷なのかは分かりません。ただし、一箇所に集中している理由はあると思います。なにしろ現在、運用法を試行錯誤したり、ノウハウを固めている最中なので、それぞれのメンバー同士の協力や情報共有やディスカッションが大事なのではないかと。そういう密なコミュニケーションをとるためには、やっぱり物理的に近くにいたほうが便利ですよね。
月額会員ならば出入り自由
月額会員は滞在時間で計算されますから、出入り自由。これは飲食店だと不可能ですから非常に有り難い特徴。例えば、一時的に店の外に出て食事してから戻ってくる、的なことも可能です。もちろん、月額会員でなくても、一杯あたり50円なので全然痛くはないですけどねw
椅子が良い!(店によってグレードが違うが)
コワーキングスペースのような機能性ワーキングチェアではないものの、ちゃんとした(柔らかい)椅子である事がありがたいです。長居してもお尻が痛くなりません。
例えばこういう椅子とか
こういう席とか
ちなみにこの2枚は、Ruelle 路地裏のワインバルで撮った写真。
更にその後、貸切パーティースペース アジトワンダーダイニング 渋谷にも言ってみたのですが、こちらは更に良い椅子です。
こういう感じの椅子とか
こういうくつろげる席とかがあります
特にコンビニのイートインって椅子が硬い事がほとんどですよね。セブンイレブンは背もたれさえなかったりする。こういう椅子で長居するのは厳しいですからね~(まあ、もともとそういう用途のために設置されているわけではないのでしょうがないですけどw)
その点、Spacee Coffeeはもともと飲食店ですから、椅子がちゃんとしてますね。非常に有り難いところ。
そして何よりも、気兼ねなく長居できるのが良い。
ここ大事w