ところで、私は障害手帳を持っており、障害者枠で中途採用され働いています。
今転職活動をなさっている方、それを考えている方の一例になるかと思い、エントリーします。
もともと障害者になりたくなかったので、病気を隠して一般枠で働いていたところ限界がきました。仕方なく障害手帳を取得し、障害者枠での就職を試みました。
障害枠でも一般枠でも、自分がこれまで何をしてきたか、何故会社を辞め、何故この会社に入りたいのか、明確にしておくことは変わりません。
障害者採用の場合、次の2点は押さえてください。
・障害者採用の現状
・障害者向け面接対策
私の場合dodaチャレンジでそれらの対策ができたので、ご登録されることを強くおすすめします。ハロワでも対策ができると思います。
ここで学んだことは、障害者採用は狭き門だということです。
想像に難くないことですが、マネージャーの立場からすると、障害者って基本的に扱いにくいですよね。
例えばそれがペースメーカーの方なら、心臓に負担がかかる仕事はさせないとか、それが車いすの方なら、車いす用の設備を整えるとか、まだわかりやすいのですが、昨今増えている精神障害者は本当にわかりにくいのです。個々の性格を鑑みて対応しなくてはいけないので、はっきり言って面倒です。
記憶に新しいニュース「国の機関の約8割が障害者水増し雇用」していたことからもわかりますね。
ですので、どの障害者もですが、とりわけ精神障害者は「こういう理由でこのような仕事はできません」などと、きちんと意志表示をしなければなりません。
「なんでもできます!働かせてください!」という意気込みで面接に挑むのは、一般枠でも障害者枠でも悪手です。
一般枠では、このセリフはブラック企業が大好きなセリフです。普通の企業は「弊社を選ぶ理由がわからない」、「企業研究もできないのか」、「自分のプレゼン下手だな」などと貴方を敬遠するでしょう。
障害者枠ではそもそも「ならば一般枠で就職活動すればよいのでは? なんで障害者で採用されたいのか?」となります。
冒頭で話した通り、動機と理由付けは明確にしておきましょう。
さて、こういった講習を受けた後模擬面接を受けたのですが、手前みそながら私が一番面接がうまくできたので、自信が持てました。ある方は、「治ったので定期検診にも行っていない」、と豪語してしまいました。そこまで治ったらなら障害者手帳を返上して一般枠で働きなよ、となりませんか?
そもそも論になってしまいますが、自分の現状を把握できないのであれば、まだ就職する時ではないのでしょう。
模擬面接は障害によって変わってくると思います。
恐らくどの障害も、障害に対してどう向かい合ってきたか、向かい合っていくかをきちんとお話しできればよいと思います。
仕事に対する心構えは、障害枠も一般枠も変わりませんよね。
何社か履歴書を提出して、50%ぐらい書類選考に通りました。過去一般枠でも転職活動をしたことがありましたが、10%もなかったです。それは一般枠では障害を隠して就職活動してきたからであり、それを隠すと履歴書の辻褄が色々あわなくなっていたからかもしれません。
とにかく、人生で初めて、企業さんからのモテ期を経験させてもらいました。
dodaチャレンジのエージェントさんには実は放置されたので、アットジーピーのエージェントさんにお世話になりました。職務経歴書を見直していただいたりと、親身になってくださいました。
エージェントさんも複数利用がいいかなと思います。
残念ながら面接の打率は振るわなかった、と自分では思うのですが、エージェントの方が驚くほど早く転職が成功しました。
ちなみに、「ブロックチェーン」はさすがに企業さんの食いつきがよかったことをご報告申し上げます。別にプログラミングができなくても大丈夫。私はできません。こうして Steemit のブログを読んでくださっている方なら、興味関心があることだけでも履歴書かどこかに添えておくといいですよ。
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