Hello, I`m @Sho-T .
今日も新しい造語が登場することになります。
その名も「オープンゲート」。
本題に入る前に、以下のようなケースを想定していただきます。
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<ケース>
あなたはとても面白いこと(プロジェクト/ 取り組み等)を発見し、
それに関わりたいと思っています。
しかし、以下のような条件により、関わることにハードルがあるとします。
<関わりたいのに関われない条件>
- 仕事などメインでしていることがあり、忙しい(時間制約)
- 家や活動範囲から距離が遠い(場所制約)
- 関わる接点がない(人脈的制約)
- 身内で何かやっている感じがして入りづらい(心の距離)
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つまり、以下のような図の状態の外側にあなたがいるイメージです。
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・通常、物事の主語性は、そのジャンルやある尺度のコア層から外側に向かうほど失われる
・ゆえに閉じた世界になりがちとなり、流動性が起こしづらく発展難易度が高い
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今回の設定のあなたのような外側の人間が関わるには、
相当にハードルがあるということです。
なお、「3. 関わる接点がない(人脈的制約)」については、
先日、以下の記事でご紹介したように
「深度の異なる渡り鳥」を介するクロスコミュニティネットワークが
新たな関係性をデザインする可能性について述べました。
しかし、3. が解消されても、それでなんとかなるわけではありません。
結局、その限られた人的ルートに頼るしかなく、
様々なハードルを切り開けるかどうかは、
そこに縛られてしまいます。
そこで、オープンゲートです。
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・各層に「オープンゲート(主語となれる接点)」を多数用意し、各事情で関われるようにする
・物事の主語性を広範囲に拡大させ、流動性を増し、発展性を高める
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もしもあなたが、あなたの条件の範囲で
なんらか関わる接点(オープンゲート)があるとしたら、
あなたは無理なくその物事の主語として加わることができ、
それは他人事ではなくなります。
これは、プログラミング開発等の「オープンソース」の考え方に似ています。
オープンソースでは、サービス開発に自由に参加することができます。
APIという入り口を使って、あなたもそのサービスを創る一員となれるのです。
ここでいうAPIは、まさに「オープンゲート(主語接点)」そのものです。
これは何もプログラム開発だけでなく、
関係性のデザインとしても有効なアプローチだと考えています。
例えばここで、最近流行りのコミュニティを考えてみます。
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・通常は以下の図のように、コアを中心としたコミュニティが作られる
・ゆえに外側に向かうほど「主語性」が失われ、他人事になりがち
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では、オープンゲートの発想で考えてみます。
上記では、コアとその周辺しかコミュニティで活躍できません。
ハードルが高くてその周りは参加することすら困難でしょう。
そこで、以下のように考えてみます。
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・オープンゲート視点では、コミュニティはコアに限られず多層化※
(※コアコミュニティ/ ブリッジコミュニティ/ サイドコミュニティ)
・コアから外側まで、それぞれの役割として「主語性」を持ち、自分事となる
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これはある種、クロスコミュニティです。
クロスコミュニティにはこのような形もありえます。
このように、「オープンゲート」は物事の主語性を拡大する考え方です。
クロスコミュニティ・渡り鳥ネットワークでは、
このような視点で様々なクリエイティビティを
エコシステム観点でデザインしていくことがしていければ良いなと思います。
クロスコミュニティ・渡り鳥ネットワーク【価値タイズ社会の研究・実験グループ】
Sho T
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おぉ~なるほど・・・
わかりやすいですね、これ
そう言っていただけると嬉しいです!
最近、イチローの会見じゃないですけど、「おかしなこと言ってます?僕。大丈夫ですか?」っていう気分になることが多いので^^;