残念ながら「正しいこと」をそのまま伝えると、「失礼」になることも多い。
・データがこう言っています
・論理的には、こちらが正しいです
・筋が通ってないですよね
・法律違反ですよね
しかし、こういった「正しさ」を、間違っている人にぶつけても、大抵は物別れに終わる。
しかも、敵視される。
私が在籍していたコンサルティング会社で、「上司に物申す」のが非常に上手な人がいた。
彼が徹底していたのが、「相手のプライドを傷つけないこと」である。
彼は意見を言う時、相手が間違っていても、必ず「◯◯さんの言うことは正しいと思います。」とつける。
「ついでに、私の言っていることも、判断してもらえないですか?」と、相手に主導権を握らせる。
そして何より、彼は、どんな相手にでも、たとえ嫌いな上司であっても、敬意を欠かさなかった。
どんな相手でも、その人のいうことに一理を感じ取ろうとする、その仕草が、コミュニケーションを、成立させていた。
非常に興味深いです。
私自身、いつも上司と対立してしまうので、勉強させていただきます!
言い方ひとつで印象が変わってしまうのって怖いですよね、、自戒を込めて。。