Japanese Books on Jamaica/Reggae

in #steempress4 years ago


Posts on Jamaica/Reggae Books - Recommendation

  • 🇯🇲JAMAICA BOOK🇯🇲 ジャマイカ旅行に関しての1からダンスの情報、長期滞在に関してまで幅広く1冊📕 海外旅行どころか、外にも出れない状況ですがネットと本で有意義過ごしましょう👍

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    https://www.amazon.co.jp/JAMAICA-BOOK-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3%E8%A6%B3%E5%85%89%E6%9C%AC-%E6%A0%A9%E9%87%8E-%E6%B7%B3/dp/4990348435

    23h
  • 🇯🇲レゲエBook - オススメ🇯🇲🇯🇲 ボブ・マーリー レゲエの代名詞、永遠にして不滅のヒーローであるボブ・マーリーの音楽と強烈な生の軌跡を多面的にさぐりながら、その魅力の秘密とレゲエの未来にせまる待望の書。 ボブマーリーの命日が今週だったという事で、ボブマーリーが残した功績を学んでみるのも良いですね👍

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  • スカ、ロックステディ、ルーツ・ロック、ラヴァーズ、ダンスホール…。レゲエの歩みを描くことは、すなわちジャマイカの歴史をたどることでもある。ラスタファリズムのみならず、ジャマイカの社会・経済面にまでも言及、“低音文化=レゲエ”の歴史を記した名著、遂に日本版として登場。
  • レゲエのルーツから現在に至るまで、レゲエの正体に迫った本📕 電子書籍は無いようですが, STAY HOME WEEKにもってこいの1冊!

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    2005年に出版された、ジャマイカ音楽史とも言えるものです。
    レゲエ以前の記述も詳しく、レゲエに関しては1980年代半ば
    迄で筆を置いています。

    第1章では、ジャマイカという島の歴史が示されます。
    漠然と聞かされていた様々なものが、一つの流れとなって理
    解することが出来ました。

    第2章では、ラスタファリズムについて詳述されます。
    ラスタの歴史が、マーカス・ガーヴェイやハイレ・セラシエ
    との関係を踏まえたうえで説明されます。
    その初期の中心人物として、レナード・ハウエルが見出ださ
    れます。

    第3章では、ジャマイカ音楽の歴史がメントと共にスタート
    します。
    クレオール音楽とアフリカ系タイコ音楽の相違が説明され、
    メントは前者とされます。
    メントはキューバ系のリズム・パターンであり、その後のス
    カは米国系リズム&ブルースへの乗り換えであることが示さ
    れます。

    第4章は、スカの誕生です。
    ここから、ジャマイカの音楽的な自己主張が始まります。
    著者の関心が強いリズムの変遷が、ここから詳述されて行き
    ます。
    その中心となったスカタライツのメンバーであったドン・ド
    ラモンドによる殺人事件と、スカに対する非難キャンペーン
    により、スカタライツは解散し、スカは終焉しました。

    第5章は、ロック・ステディの登場です。
    スカの時代が5年、ロック・ステディの時代が2年と、其々が
    短いことが判ります。
    ロック・ステディとは、リズム的にはスカと同じで、テンポ
    のスローダウンであるとされます。
    この2年間に、後にレゲエと呼ばれる音楽の殆ど全てのアイ
    ディアが出揃ったことが詳述されます。

    第6章は、レゲエの完成です。
    外見上は殆ど同じであるロック・ステディとレゲエの差異を
    著者は、スローダウンにより間延びした小節を半分に区切り、
    サード・ビート・アクセントを意図的に導入したことに見出
    だしています。
    そして、リズム・パターンを含めた音楽的な特徴が詳述され
    ます。
    ウェイラーズによる世界デビューまでの5年間を初期レゲエ
    と呼び、この時代がアップテンポへの揺り戻しであることが
    示されます。

    第7章では、ボブ・マーリーとウェイラーズに一章を割きま
    す。
    『キャッチ・ア・ファイア』と『バーニン』は必聴の傑作で
    す。
    既に神話の中にあるボブ・マーリーを、彼の比類なき歌声に
    着目し、音楽の側に取り戻すべきとする著者の見解には、大
    いに共感しました。

    第8章は、サウンド・システムとDJについて解説されます。
    どちらもジャマイカ独特の発展をし、音楽シーンの中心に
    ありますが、その源流を示してくれます。
    U・ロイとイエローマンの時代が、其々語られます。

    第9章では、ダブが出現します。
    これまたジャマイカ独特のものです。
    その中心である、キング・タビー、リー・ペリー、プリンス・
    ジャミー、サイエンティストらが紹介されます。

    第10章では、ナイヤビンギのタイコが追求されます。
    著者の関心が、アフリカ系タイコの流れとジャマイカ音楽の
    リズムパターンの変遷にあることから、ダンスホール・ラガ
    を差し置いてでも、詳述されて行きます。

    第11章では、ルーツ・レゲエとダンスホール・レゲエが語ら
    れます。
    その中心には、スライ&ロビーがいます。
    ブラック・ウフルの『シンセミーリャ』も必聴の傑作です。
    もう一方には、ルーツ・ラディックスがいます。
    グレゴリー・アイザックスの『モア・グレゴリー』も聴いて
    下さい。

    第12章では、UKレゲエを取り上げます。
    その中心には、デニス・ボーウェルがいます。
    アスワド、スティール・パルス、UB40が紹介されます。
    LKJの『ベース・カルチャー』もまた必聴です。

    ここで終わりとなります。
    1980年代後半以降が無いのは、とても残念でした。
    アーティストではニンジャマンやココ・ティー、レーベルで
    はエクスタミネーターやデジタルBの素晴らしさを、記述して頂きたかった処です。