先ず、S&P500指数の月足チャートを見てください。
大底となったのは2009年の3月です。その時の安値は666でした。(正確には666.79。)
666と聞いて思い出すのは、この映画です。
なぜS&P500指数が、666という悪魔的な数値で下げ止まったかは分かりませんが、数字が数字なだけに単なる偶然であったという感じがしません。
同様な数値が今日のGE株に出現しました。下が5分足チャートです。
午後2時15分、GEは$6.66の安値を記録しました。正に、2009年3月に起きたS&P500指数の再来という様相ですから、多くの人たちが「GEは底を打った!」とツイートしました。
GEは有名な企業ですが、経営不振で株価の方は長い低迷が続いています。下は月足チャートです。
今年だけに限定すると、GEの1月の株価は17ドル59セント、そして今日の終値は6ドル76セントですから61%も下げています。こんな下落ぶりですから、2009年の安値(5ドル73セント)に達するのは時間の問題だ、と多くの投資家たちは思っている筈です。
今日の取引で悪魔的な数値6ドル66セントの安値を記録したGEには、下げ止まりの兆しは見えるのでしょうか?トレーダーたちは2つの事を指摘しています。下は日足チャートです。
AとBで示した矢印を見てください。株価は下げ方向ですが、RSI(相対力指数)は既に上げ方向となり、買いシグナルと解釈できるダイバージェンスが起きています。
もう一つは乖離率です。Cで示したところを見てください。現在の株価は200日移動平均線から大きく下に離れていますから、空売りの一部買い戻しが起きて短期的な回復ラリーが展開される可能性があります。
「倒産するかもしれない」と言われている企業だけに、ファンダメンタル的にGEを買える材料は見当たりません。言い換えると、テクニカル的な買いシグナルだけですから、ここでのGE買いは極めて投機的であり、長期的な保有は全く考えていません。もちろん、666には魔力がありますから、現在見られるテクニカル的な買い材料は単なるダマシかもしれません。
大好きです!都市伝説的な話。リーマンショックはオーメンでそこ俺だったんですね。
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しかし666で底打ちというのは話が出来すぎていますね(笑)。